メルセデスベンツ280SLの修理事例です。
お客様より、長期保管によりエンジン不調(始動できず)と言う依頼での作業です。

まず、フューエルポンプの作動確認。
フューエルポンプが全く動きません。
フューエルポンプを交換します。


これが、新品のフューエルポンプとセンダーユニットです。

フューエルホースも硬くなり、ひび割れも出ています。
これも、ゴムホースの部分はすべて交換します。


次に、フューエルタンク内の確認。
ガスキャップを外して内部を確認。

続いて、センダーユニットを取り外し内部を確認。
長期保管により、溜まった水分でひどい錆になっていました。
センダーユニットも錆びついていました。
フューエルタンクは、一度下して

O/H(切開後、内部清掃、内外部ペイント)での作業が決まりました。

作業終了後、エンジンオイル、クーラント、ATF、油圧等確認後エンジン始動!
長期保管していた車とは思えないくらい快調で、安定したアイドリング!